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冬の八甲田を歩いてみないか

  • 2007/01/24(水) 23:00:02



八甲田山』が好きだ。
なんでか分からないけど、やたらと好きだ。
想いが高じて、去年の夏は単身青森まで出かけてしまったくらい好きだ。

なんでいきなり『八甲田山』の話なんかしてるのかというと、
実は105年前の今頃は、日本陸軍第8師団の青森5連隊が八甲田山中にて雪中行軍の真っ最中、
だったりするからだ。

私の手帳には、青森第5連隊が営舎を出発してから、
後藤伍長が仮死状態で発見されるまでのスケジュールがびっしり書き込まれていて、
気合の入り方もハンパではない。
そのおかげで、肝心の自分のスケジュールを書き込むスペースがなくなってしまったのだから、
こうなるとはっきりいって「アホ」である。

本当をいうと、普段つけないエアコンをフル稼働させて部屋をガンガン暖かくして、
めいっぱい厚着して、こたつに入って(もっか故障中だけど)
日がな一日『八甲田山』のDVDを見て過ごしたいところだけど、
さすがにこのために仕事を休むというわけにはいかないので、
残念ながら今回は、映画のシーンを脳内でひたすらプレイバックして
悦に入ることにした。

そんなこんなで、昨日から私の頭の中は
八甲田山』というか、雪中行軍隊一色。

昨日の23日は、第5連隊が雪中行軍に出発した日だということもあり、
朝ごはんを食べながら『そろそろ営舎を出発する頃だな』と考えてみたり、
仕事中にも『今頃は田茂木野村で村長たちとひと悶着やらかしてたんだろうな」
と想像してみたり、昼休みが近づいてくれば
『この時間は小峠で昼食休憩中かな。おにぎりがカチンコチンに凍っちゃって、
食べるの苦労してるだろうな』なんて思いを馳せてみたり、家に帰ってきたらきたで
『今頃はたぶん平澤の露営地で、いっしょうけんめい雪濠を掘ってるんだろうな』
と思い巡らせたり

―と、一日こんな調子。

今日は今日で、朝から『今頃は猛吹雪の中をぐるぐる歩き回ってるんだろうな』と考えてみたり、
仕事中は『今頃は猛吹雪の中をぐるぐる歩き回ってるんだろうな』と想像してみたり、
退社時間が近づいてくれば、『今頃は猛吹雪の中をぐるぐる歩き回ってるんだろうな』と・・・

「ぐるぐる歩き回ってるばっかりかよ!」と、
ツッコミが入るかもしれないけれど、ホントにそうなんだもん。
24日の深夜に平澤の露営地を出発してから、この日の夕方に鳴沢の露営地に落ち着くまで、
ほとんど丸一日環状彷徨していたわけで。

これだけ歩き回ったんだったら、何かのハズミで偶然目的地にたどり着いた、
なんて展開があってもよさそうなもんだったけど、
当時の行軍隊の足取りを見ると、「ワザと目的地ハズしてるんじゃないか」
というくらい華麗に目的地をスルーしていて、もうこの時点で
『天に見放され』ちゃってたんじゃないかと思いたくなったほどだ。

で、まる一日かけて歩き回った結果、
目的地にたどり着けなかった代わりに落ち着くことになった鳴沢の露営地は、
初日の露営地から700メートルほどしか離れてない場所だったというんだから、
なんかもう、聞いてるだけでひたすら空しくなってしまう。

天に見放されてたといえば、お天気の面でも相当ツイていなかった。
この年は異常なまでの寒波が日本列島を襲い、1月25日には旭川で氷点下41度を記録したという。
これは日本での観測史上、最低の気温だったということで、
ただでさえ冬の八甲田山は「魔の山」として付近の住人から恐れられていたというのに、
よりにもよってそんな猛烈な寒波が襲ってきた日に踏み込むことになるとは・・・

『ツイてなかった』なんて生やさしいもんじゃないわね。

映画の中で、第5連隊の指揮官である神田大尉が「天は我々を見放した!」
と叫ぶのは、明日になってからのことだけど、
お天気に関していえば、出発前からすでに『天に見放され』てたような感じだ。

この調子だと、本気で朝まで語ってしまいそうになるので、
八甲田山雪中行軍遭難事件に関する詳しい話は、こちらのサイトとかコチラのサイトへドゾー♪

青森第5連隊の雪中行軍隊は、結果としては皆さんもご存知の通り、
参加した210名のうち199名が遭難死してしまったという悲惨な結末を迎えたわけだけど、
私から見ればこんな条件下で12人も生存者がいた、というのが驚きだ。

この生死を分けたのって、一体なんだったんだろ?
生還された方たちの出身地を見ても、ほとんどが岩手県とか宮城県とかで、
この点に関しては亡くなった方たちとそんなに差があるわけでもなさそうだし。

・・・・・・あり? よく見たら計算が合わない・・・
死者199名の中には、八甲田からは生きて帰ってきたけれど、
後に入院先の病院で自決して果てたといわれる山田少佐も含まれているのかな。
もっとも、この『自決』というのも軍がそう発表しただけで、
実は軍によって『消された』のではないかという説もあったりして、
このあたり、かなりキナ臭いモノがあるけれど。

青森第5連隊の行軍ルートは、現在の県道40号青森田代十和田線にあたるんだけど、
冬季になるとその一部が通行止めになるんだという。
映画の中での、高倉健扮する徳島大尉の台詞そのままに、
冬の八甲田は100年以上経った今でも、人が踏み込むのを許さない場所であるわけだ。

そんな冬の八甲田、死ぬまでに一度でいいから歩いてみたい、なんて思っている。
―そのまま死んじゃうかもしれないけど(;-∀-)

ついでに、映画の『八甲田山』のキャラクター占いなんてのがあったのでやってみたら、
私は「徳島大尉」ということらしい。
上でもちょっと触れたけど、高倉健ぢゃなーい♪ なんか嬉しかったりして。

映画『八甲田山』のキャラクター占いはこちらからドゾー♪

キャストが気になったヒトには、こんなのもあるでよ。
「キャスト・スタッフ 八甲田山 - goo 映画」

あえてイバラの道を行こう

  • 2007/01/20(土) 00:36:11

アッくんが我が家にやってきてから、まもなく一週間になる。
今のところは、私の500円玉貯金も順調だ。
とりあえずは「一日一チャリーン♪」というペースを維持できているので、
このままいけば「一ヶ月で一万円」という目標は達成できそうな感じ。

#『アッくん』てのはなんなのよ?と思った方はこちらへドゾー♪



それにしても、「一ヶ月で一万円貯金」と書くと、
全然大したことでも何でもないように見えてしまうし、
実際大したことでも何でもないんだけど、これを500円玉のみで実現させよう、
となると少しばかりタイヘンだ。

お札を使うのがアリだったら、
それこそ一万円札をヒョイっと投入するだけで済んでしまうから、
アッという間に目標達成となるところだけど、
500円玉って、ある程度意志の力を働かせないと、
なかなか財布の中に入ってなかったりするのだ。

500円玉を捻出するのに一番手っ取り早いのは、
毎日お菓子か何かを100円か200円ずつくらい買って、
その都度1000円札で払うっていうやり方だと思うけど、
普段お菓子を買うことなんてほとんどない私の場合、
このやり方だと、500円玉貯金のために余計な出費をするカタチになってしまう。

貯金のために無駄遣いするなんて、これじゃ本末転倒もいいところなので、
多少イバラの道ではあるけれど、日々のフツーのお買い物の中で
なんとか500円玉を捻出するという方針でいくことにした。

基本的に毎日のお買い物は500円以下でおさまるようにする。
500円以下だんて、小学生の遠足のおやつ代みたいだけど、
難易度的にはコレが一番簡単なやり方だろう。

毎日、「今日はひき肉とたまねぎだけ」「今日は牛乳と卵だけ」といったように、
合計金額が500円以内におさまるようにちまちまと買い物するのは、
それはそれはうっとうしいことではあるけれど、
とりあえず、買い物の合計金額が500円を上回らないように気をつけてれば、
あとは1000円札で払うだけでいい、というからお手軽だ。

もっとも、あまり深く考えずにいつもこの手を使っていると、
いつしか財布の中には100円玉ばっかり6枚も7枚も入ってる状態になったりして、
これはあんまり、よろしくない。

6枚も7枚も100円玉が入ってるということは、
その時点で財布の中には500円以上入っているということで、
とすると、それがもし500円玉だったなら1回分チャリーン♪とできたわけだから、
これって立派な機会損失だ。

というわけで、この6枚だか7枚だかある100円玉とお札の組み合わせで
500円玉を生み出す工夫をする必要に迫られるんだけど、
こうなるとお買い物の難度が一気にハネ上がってきちゃうのだ。

6枚だか7枚だかある100円玉と1000円札の組み合わせから
500円玉を捻出しようというわけだから、当然お買い物金額はアップする。
合計金額が500円以下だったら、そんなにメンドくさい計算をしなくてもよかったけど、
この場合は、財布の中の100円玉の枚数しだいで
合計金額の上限が変化することになるのがやっかいだ。

基本的に、私のアタマは3桁以上の暗算をしようとするとオーバーフローしてしまうので、
携帯電話の電卓機能でちまちま計算しながらお買い物してるんだけど、
もうこれがメンドくさいったら。

何がメンドくさいって、ある程度買い物カゴに商品が入った状態で、
次に手に取った商品に「2割引」とか「3割引」なんて表示があったときは、
それまで積み重ねていた計算結果をいったんリセットして、
まず今手に取った商品の2割引だか3割引だかの計算結果を求めてから、
最初からじみ〜に計算しなおす必要があるのだ。

もちろん、2割引だか3割引だかの表示がある商品は選ばない、という手もアリなんだけど、
その商品がどうしても必要なモノだったりした場合は、やはり買わないわけにはいかないし、
2割引・3割引ってモトの値段によってはけっこう大きな値引きになってなかなか魅力的なので、
ちょっとスルーしづらかったりする。

話がちょっと脱線しちゃったので元に戻すと、
手持ちの小ゼニとお札の合わせワザ方式でいく場合、
レジで支払いをするときも気が抜けない。

お札だけをドンッと出す場合は気にする必要はないけど、
手持ちの小銭も含めて支払い計画を立てていた場合、
ここでレジのおねいさんに渡す金額を間違えてしまうと、
それまでの苦労が一気に水泡に帰すことにもなりかねない。

ささいな計算ミスのせいで100円玉4枚分のおつりが返ってきたりした日には、
絶望のあまり魂が抜けてしまえること請け合いだ。

こんなに苦労して500円玉をゲットしてきたというのに、うちに帰ってきてみれば、
当のアッくんは貯金箱の中でぐーすか寝てたりするんだから、
思わずタハタハとへたり込みそうになる。

なんていうか、

いいわね!アンタってば気楽で!

って言いたくなる感じ。


とまぁ、愚痴ばかり吐いていても仕方がないので、
ここからはアッくんのこれまでの歩みをちょっと報告させていただこうと思う。
若干ネタばれを含むので、これらのイベントを自力で見てみたい、と思ってらっしゃる方は、
こっから先は見ないほうがいいかと。


■500円

お財布を拾い、交番に届けたら持ち主からお礼金をもらった。
ラッキー♪


■1000円

「もっと多くの人に俺の歌を聴いてもらいたい!」というわけで駅前ライブを敢行。
でも、立ち止まってくれる人はほとんどいなくて、現実の厳しさを思い知らされて、
アッくんちょっと落ち込む。


■1500円 

隣の家のムスメさんから手作りのクッキーをもらってアッくん浮かれまくり。ヒューヒュー♪


■2000円

またまた駅前ライブ。道行く人の中には、ぽつぽつと立ち止まって
歌を聴いてくれる人も現れるようになったけれど、まだまだ少ない。

「俺には才能ないんじゃ・・・」

と、再び落ち込むアッくん。
そうこうしているうちに雨まで降ってきてしまい、もう最悪。
今日はもう帰ろうか、と思っていたところへ、そっと傘をさしかけてくれる人が。
その人は、おそらくアッくんと同年代くらいであろうと思われる女の子。

「とても素敵な歌声ですネ(はぁと)」

あ、ど・どうもありがとう。

「わたし、毎日見に来ます(はぁと)」

なんてこと言ってくれたりして、アッくん思わずポワワ〜ン。
コレってどうやら恋の始まりって感じけど、なんだか
『ラ・ボエーム』ばりの、電光石火の展開だなぁ。


■2500円 

デパートで迷子になっている子供に遭遇。一緒に親を探してあげたアッくん。
なんと、その迷子の子供は白金の大金持ちの家の子だった。
で、無事親元に迷子を連れて行ってあげたアッくん、
後にその子のママから、お礼にということでフレンチレストランで
ごはんをご馳走してもらったんだそうだ。




えーと・・・ここで投入したはずの500円、一体ドコにやった? アッくん。


■3000円

駅前ライブでのオーディエンスは、じわじわと増えてきた。
傘の彼女との仲も、着々と進行中のようだ。
彼女のためにはりきって歌ってあげちゃったりしてるんだけど、
ラブラブモード全開でハートが飛び交いまくってて、なんかもう、あてられっぱなし(#-∀-)


とまあ、こんなところ。

なんか、1500円〜2500円までの流れは、ミュージシャンというよりも

「ジゴロへ至るキャリアパス」

のように思えてしかたないんだけど。
アッくんが『女の敵』になってしまう前に、早いトコ「お仕置き」してあげたほうがいいのかもしれない。

―というわけで、そろそろ不幸になってもらおうか、アッくん。

その男 リチャード・クエスト

  • 2007/01/16(火) 23:38:04

久しぶりに『CNN English Express』の定期購読を再開した。
これはタイトルからも想像できるとおり、CNNニュースを教材にした英語学習用の雑誌。
定期購読を始めたのは実はずいぶん前からだったんだけど、
特に深い理由もなく、2年くらい読むのを中断しちゃってた。

なんでまた購読再開することになったかというとコレまた深い理由はないんだけど、
あえて理由を挙げるとしたら、ジワジワと下降し続けているTOEICのスコアに対して、
私なりに危機意識を持ち始めたから、といったところだろうか。

初回受験時に780点をマークして以降、少しずつ、だけど着実に下降を続け、
いま現在は725点というところまで落ちてしまった。
このままでは700点台を割ってしまいかねない状況で、さすがにコレは

「ヤヴァくない?」

ということで、ちょっと気合入れて取り組んでみようと思った次第。

で、その『CNN English Express』・・・長いので以後は『CNN EE』と書かせてもらうけど、
CNN EE』の2月号の巻頭インタビューに登場してたのが、
今日の日記のテーマであるところのリチャード・クエスト氏だ。

リチャード・クエスト氏って誰なのよ?という方のために、さっくりと紹介させてもらうと、
リチャード・クエスト氏というのはCNNロンドン支局の特派員で、
故・横山やすし師匠を心持ちウマ面にしたようなルックスの持ち主だ。

ルックスに関しては、もっとタイトな「ソックリさん」がいたような気がしてならないんだけど、
今はどうしても思い出せないので、とりあえずは

『心持ちウマ面の横山やすし』

ということにさせていただく。

で、特派員といえば、派遣されてる国とかで大きな出来事があったときに、
ニュースの番組の中から「それではここでロンドンの××さんと中継がつながっています。××さーん!」
と呼ばれて飛び出てニュースを伝えるだけの人、というイメージだけど(特派員のみなさんゴメンなさい)
そういう意味ではこの人、ただの特派員ではない。

CNNロンドン支局の特派員の肩書きを持つ一方で、CNNインターナショナルの
「ビジネス・トラベラー」という番組のホストも務め、
あまつさえ自分の名前を冠した『QUEST』なんて番組のアンカー兼レポーターとして
世界中を飛び回っているという、人気者の特派員さんなのだ。

なんでそんなに人気があるのかというと、昔『なるほど!ザ・ワールド』という番組の中で
人気を博した『ひょうきんユミ』こと益田由実アナ(←また古いところを・・・)
を彷彿とさせるような、世界各地での体を張ったレポートも理由の一つにあげられるんだけど、
なんといってもこの人の独特の語り口にあるんじゃなかろうか。

独特の語り口、といえば聞こえはいいけど、早い話が、
ものすごいダミ声
なのだ。

しかもそのダミ声が、
『心持ちウマ面の横山やすし』
のルックスから発せられるんだからかなりコワイ。

おまけに、イントネーションが独特というか、なんというか・・・
最初にこのヒトがしゃべってるのを聞いたときは、一体ドコの国の言葉かと思ったくらいだ。

クエスト氏は生粋のイギリス人でいらっしゃるので、一応そういう前提のもとに聞いてみれば、
ま、たしかに英国式の発音に聞こえないこともないんだけど、
私が英国式発音のお手本にしているブレア首相のスピーチと比較してみると、
コレが同じ国の言語だなんてシンジラレナーイ!と言いたくなるくらい
別モンの言葉としか思えない。

私の中の大英帝国の血も、「断じて同じ国の言葉だとは認められない!」
と騒いでいる。(←どさくさにまぎれて大ウソつくな)

ちゅーかクエスト氏の言葉、スクリプトでも見ながらでないと、とてもじゃないけど理解できないのだ。
これは、クエスト氏の言ってることがワケワカメ、という意味ではなくて、
何を喋ってるのかてんで聞き取れないというコトなので誤解しないでもらいたい。
喋ってる内容はかなりマトモ、そんなに難しい言い回しを使ってるわけでもない、
使ってる単語とかも見覚えのあるようなのがほとんど・・・
それなのに全然聞き取れないってんだから、なんかね、もうね

「顔を洗って出直して参ります」って言いたくなる感じ。


私がクエスト氏の『語り』に出会ったのは、先にちょっと書いたTOEICで780点というスコアを
マークしたのと同じくらいの時期で、780点のうちリスニングでのスコアが410点を占めていた、と
いうこともあり、リスニングについてはちょっと自信を持ち始めていた時期だった。

それだけに、この「喋ってることが全然聞き取れない」という状況はかなーりショックなものだった。

ま、これくらいの時期にいい感じで鼻っ柱をたたき折ってもらったというのは、
今にして思えばよかったのかもしれない。
でなければ、TOEICで780点取ったということくらいで増長して、
どんなアイタタタなこと言ったりしでかしたりしてたか、わかったもんじゃないから。

でも、その後着々とスコアが下がってきてるのは、
いささか薬が効きすぎってもんですぜミスタークエスト(;-∀-)

というわけで、クエスト氏の語り口について結構好き放題なこと書いてしまったけど、
実は私、この人のダミ声、そんなにキライではない。
むしろ近頃では『CNNのサッチモ』とでも呼びたくなるくらいに、
このダミ声に対してみょーに愛着が湧いてしまっているのだ。

おうちのTVがCATVかスカパーに対応しているのなら、ゼヒ一度CNNJにチューニングを合わせて、
生の『クエスト節』を聞いてみていただきたいと思う。
ただ、番組が月に1回しか放送していないので、はぐれメタル並みに
遭遇するのが難しいかもしれないけれど、あしからず<(_ _)>

あと、まさかこの期におよんで、リチャード・クエストが
『ドラゴンクエスト』のバッタモンのゲームか何かだと思っていらっしゃる方なんていないと思うけど、
ドラクエとはじぇんじぇん関係ないので念のため。


CNNは見られないけど『クエスト節』ってのに興味があるぞ!という方はこちらからドゾー♪

コインよ 人生を語れ

  • 2007/01/14(日) 19:45:25

小銭貯金用に使ってた貯金箱が満杯になってしまい、
どうやっても一円玉すら入らない状況になったので、
こんなモノを買ってしまった。

http://www.takaratomy.co.jp/products/jinsei-ginko/index.html

『人生銀行』という名のこの貯金箱。
使用できるのは500円硬貨オンリーで、1万円から10万円まで自分の目標設定金額に応じて
おカネを貯めることができる。

これだけだと「10万円貯まる貯金箱」とか「10万円貯まる本」とかとそんなに変わりばえしないんだけど、
『人生銀行』の面白いところは、貯金箱に貧しいけれど大きな夢を抱いた『住人』が住んでいて、
「いつまでに、いくら貯めたいか」という目標に応じて、その住人のさまざまな人生模様が
展開されていくという点だ。

スタート時は三畳一間の質素な生活をしているこの『住人』は、
貯金箱におカネが貯まっていくのに従って広いマンションに住み替えたり、
就職したり、結婚したり・・・と、様々な人生ドラマを繰り広げていくことになるという。

ものすごく平たく言っちゃえば、
「10万円貯まる貯金箱」と「たまごっち」が合体したみたいなもんかな。

Amazonのストアで見つけたときは、速攻「ポチッとな」するところだったけど、
レビューではずいぶんけちょんけちょんにけなされていたので、さすがにちょっと躊躇した。
ただ、厳しい意見に共通してるのは「液晶画面が見にくい」ということみたいで、
「液晶が見にくい」というだけなら、んなもん四六時中見ていたいというものでもないし、
私的には「問題なし」

実物を見た感じでは、たしかにレビューで言われてたように
「いつの時代の画面だよこりゃ!」
とツッコミ入れたくなるような安っぽい画面で、
電池を入れた後にいろいろ初期設定をするのにも、文字が見にくくってやりにくかったんだけど、
この安っぽさが往年の「ゲームウォッチ」を思い出させて、なんだか懐かしい気分になる。

また、貯金箱の『住人』であるところの棒人間みたいなキャラが、
ユースケース図の「アクター」っぽくてナカナカ可愛いんだよな。
私としては、このチープな画面ワリと気に入ってしまったかも♪

ま、私的に不満だった点は、動作させるために単三乾電池を使用するというのに
電池が付いていなかったこと。最近ではこの手の商品って、電池付けないものなんだろうか? 
私の感覚ではこの手の商品には、どんなにやっすいとはいえ
一応付属品として電池が付いてたイメージがあるんだけど。

あと、その電池を入れるための電池ボックスのフタがネジ止めしてあるってのは、
どーなのよ???ってカンジで。 

何かのハズミで電池ボックスのフタが外れて、
その拍子に電池が抜けちゃったなんてことになったら、
それまで進めていたストーリーがリセットされちゃうから、
それに対する予防策なんだろうとは思うけど、
電池交換のたびにドライバーでネジ回しさせられるなんて面倒だし、
何度か電池交換しているうちにネジ穴がつぶれちゃったりしたら、
電池交換じたいができなくなっちゃうなんてコトにもなりそうで一抹の不安を覚える。

そのあたり大丈夫なのかしら?

まー、先のことは今はひとまず気にしないことにして。
とりあえず最初は1ヶ月で1万円貯める事を目標に設定してみた。
今回の住人は、どうやらミュージシャン志望の大学生、ということらしい。

せっかくなんで、この『住人』に名前をつけてあげようかな。
上でもちょっと書いたけど、この『住人』が
なんとなくユースケース図のアクターに似てないこともないので・・・・・・

決めた。君の名前は今日から『アッくん』だ。

で、この『アッくん』、
三畳一間の自室でギターの練習をしたり、
公園らしいところで弾き語りライブをしてたりするのがさすがミュージシャン志望といったところ。
で、大学に通うかたわら肉体労働のバイトを頑張ってるみたいだ。

ためしに500円硬貨を1枚入れてみたら、落ちてた財布を拾うというイベントが発生。
後に財布の持ち主からお礼金をもらえたと喜んでいた。
よかったね、アッくん♪


で、アッくんが憧れのミュージシャンになれるか、
夢破れてバッドエンドを迎えるのかということは、
ひとえに私がちゃんと貯金するかどうかにかかっている、というワケだ。

実はこの『バッドエンド』というのが気になって気になってしかたがない。
正直言うと、モノスゴク見てみたい気がしている。
しかも、以後貯金するのをやめてしまうだけで見ることができるというお手軽さだ。
(もっとも、設定期間ぶんは待つ必要はあるだろうけど)

数日後あたり、彼の人生が坂を転がる石のごとく転落していくサマを見たいがために、
放置プレイに走ってしまいそうな自分がコワイ(←待てコラ)

というわけで、こんな奴に人生を左右されることになったあげく、
おかしな名前までつけられてしまったアッくんの明日はどっちだ?

*「私がアッくんを幸せにしてみせる!」という方はこちらからドゾー♪

止・め・て スタイリッシュ

  • 2007/01/13(土) 19:52:02

すごく久しぶりにゲームソフトを買った。
2004年1月に発売された『真・女神転生III−NOCTURNEマニアクス』

http://www.atlus.co.jp/cs/game/pstation2/dds3-m/index.html

これは、本作よりさかのぼること約一年前に発売された
『真・女神転生III−NOCTURNE』に追加要素を加えた、
言うなれば『真・女神転生III』の完全版といったところ。

いちおう「メガテンフリーク」な私としては、
通常なら発売と同時に飛びつくところなんだけど、
このゲームが発売された当時は、まだ
『真・女神転生III−NOCTURNE』の方をプレイしている最中だったし、
追加要素があるといったところでシナリオ自体にそんなに変化があるわけでもなし、
おんなじようなゲーム2つもイラネ、といった感じでスルーしちゃってた。

今にして思えばそれが間違いのモトだったわけで、
このソフト、期間限定生産だったためか、今ではとんでもないプレミアムがついちゃっていて、
PS2のゲームソフトだというのに、
中古でだいたい1万円から1万5千円くらいが相場なんてことになっているらしい。

ROMカセットの時代ならいざ知らず、ゲームソフトが1万円以上もするなんて、
新品であってもアリエナーイ!って感じなのに、中古のソフトでその値段だというのだから
アリエナーイ&シンジラレナーイ話だ。

今でこそAmazonのマーケットプレイスでも1万3千円台で出品されるようになってるけど、
私が探していた去年の暮れの時点では、中古の最安値でも1万6千円からだった。
ショップでもだいたい1万4、5千円というのが主流みたい。
地方とかでは、場所によってはもう少し安い値段で扱っているお店もあるということだけど、
そんな遠くまで探し回る手間ヒマをかけるのも嫌だったので、
結局はオークションで手に入れた。

結果としては無事落札できたんだけど、落札価格は1万3千円。
発売された直後にでも買っておけば、新品でも6千円弱の値段で手に入れられたものを、
その2倍強の値段で中古を買ってしまうだなんて、
コレっていわゆる『大人買い』?(←激しく間違いです)

ま、そういうことはさておき。

上のほうで、「『真・女神転生III−NOCTURNE』に追加要素を加えた」と書いたけど、
その追加要素の一つが、今日の日記のテーマであり、
このゲームのゲストとして登場する『ダンテ』だ。

ダンテとは、カプコンのゲームソフト『デビル・メイ・クライ』シリーズの主人公であるところの、
スタイリッシュなデビルハンターさんのこと。
といっても私は『デビル・メイ・クライ』をプレイしたことがなかったので、
『真IIIマニアクス』のオープニングで見たのが最初なんだけど、
さすがにスタイリッシュなデビルハンターだけあって、大剣振り回すわ、二丁拳銃撃ちまくるわ、
もう無闇やたらとカッコいい。

こんなスタイリッシュなダンテが一体ストーリーにどう絡んでくるのかと
ワクワクしながらプレイしてたんだけど、
よくよく考えたら『真IIIマニアクス』の主人公は悪魔なワケだし、
ダンテはデビルハンターなんだから、なんとなくヤな予感がしてた。

そして、ヤな予感というのは得てして中(アタ)っちゃうもので、
やっぱりコイツ、敵だった・・・

それにしてもコイツ、登場シーンまでスタイリッシュ。
あまりにもカッコいいとこ続きで、こちらとしてはそろそろムカついてきたところだったので、
むしろバトルは望むところ。

というわけでダンテとのバトル開始という運びになったんだけど、
さすがスタイリッシュなデビルハンターだけあって強い。半端じゃなく強い。
剣技の「リベリオン」だの、銃撃の「トゥーサムタイム」だの、
技の名前だけじゃなくてエフェクトまでカッコいい。

ほんっと、あくまでもスタイリッシュな奴。

もっとも、こちらも黙ってやられているわけではない。
基本的に
「あたしよりかっこいいまねをする男は許さん!」
という主義なので、
いちおうその時点での最強スキルでもってがんばって応戦した。

でも、HPを半分まで減らされたあたりでなんだかギラギラしちゃったらしいダンテ、
急に攻撃パターンを変えてきて、「挑発」でこっちの防御を大幅に下げたあと
「リベリオン」でガシガシ大ダメージを与えてくる。
さすがにピアノの旋律にも例えられるその剣さばきは豪快にして華麗。

ったく、どこまでもスタイリッシュな奴。

結局、後半はほとんど抵抗らしい抵抗もできないまま、
スタイリッシュに全滅させられちゃいました。

ちったぁ手加減しろよコノヤロウ。

その後、レベル上げしてはリベンジを繰り返したんだけど、
何回挑んでもあっさりパトらされてばっかりで、なんかね、もうね

『アクマを ころして へいきなの?』

と、涙目で訴えたくなっちゃったわよ。


で、あまりにもやられっぱなしだったので
もう何回目のリベンジだったかはすっかりわからなくなっちゃってたんだけど、
全然勝てるとは思っていなかった状況でダンテに勝ってしまったことがあった。

とはいえ、パーティほとんど全滅、主人公瀕死という惨憺たるありさまで、
こんな勝利はとてもじゃないけど認められない。
しかもダンテのほうは負けたクセになんか涼しい顔して余裕ぶっこいたりしてるからムカつく。

奴の台詞からすると、いずれ再戦の機会もあるみたいだけどそんなに待っていられるか。
次はこちらが文句のつけどころのないくらいパーフェクトに勝利して、
涼しい顔して余裕ぶっこいてやるんだからな。おぼえてやがれ。

・・・そんなこんなで、せっかくダンテに勝てたというのに、
ツマラナイ見栄のためにまたレベル上げからやり直そうとしている私も、
実は意外と スタイリッシュ?

*新品だとさらにタイヘンなことになっちゃってるヨカーン

みんな壊れてゆく・・・

  • 2007/01/10(水) 22:52:32

去年の暮れあたりから、私の周りは故障ラッシュだ。


■ インターフォン

在宅中にもかかわらず、宅配便の不在通知が郵便受けに入っていたので「おかしーな」と思って調査してみたら故障していたことが発覚。

外からボタンを押してみたら、呼び出し確認音は普通に『ピンポーン♪』と鳴っているのに、室内側ではウンともスンとも音が出ない。
外側でいくら確認音が鳴ってたって室内で聞こえないんじゃ意味ないでしょうに。

電池の交換だけで済めばいいけど、親機の故障とかだったら厄介だなー。といっても、宅配便や郵便局への対応としては、とりあえず不在通知を入れておいてもらって、再配達の連絡をした際に、インターフォンが故障している旨を伝えておけば無問題だし、アポなしで押しかけてくるなんてのは訪問販売の業者くらいなもんだけど、何度もインターフォンを鳴らされてイライラさせられることもなく、とても快適に居留守が使えそうだし、このまま放っておいても悪いことはなさそう。

でも、私の場合、うっかりすると退去時までほったらかしにしちゃいそうだし、そうなると新しい入居者と大家さんの間で一悶着、なんてことにもなるかも。
そんなことになったりしたらさすがに申し訳ないので、ここはやっぱり速やかに大家さんに連絡しないとね。


■ こたつ

コンセントがちゃんとささってないわけでも、電気がきてないわけでもないのに、全然あったかくならない・・・
よりによって、これから一年で一番寒い時期にさしかかろうという時に壊れますか(;-∀-)

エアコンがあるからそんなに深刻な状況、というほどではないけど、実は私、エアコンがあまり好きじゃないのでなるべくなら使いたくない。どうしても、電気喰うってイメージがあるし。
エアコンって、今の時期だと朝起きたときにちょっとつけるくらいで、うちではほとんど使用することがない。どうにも寒くてしょうがないとき以外は厚着& こたつで過ごすという、「一ヶ月一万円生活かよ!」みたいなコトやってるし。
なので、深刻な状況ではないとはいいつつも、実は私のライフスタイルを揺るがしかねない、ゆゆしい事態ではあるわけだ(←おおげさな・・・)

あったかくならないのも困りモノだけど、天板のフチの部分がはずれてしまい、塗装してない木の部分が丸見えになっちゃってるのもなかなか許しがたいものがある。単なるテーブルとしても利用価値がなくなってきちゃってるし、この際だから買い換えようかな。


■ 携帯電話

あ、これは去年の暮れからどころの話じゃないや。去年の秋ぐらいからバッテリーがヤバそう、という状態だったのをなだめすかして使っていたのが、ここにきて猛スピードで悪化してきた感じ。
フル充電したハズなのにメールを一通開いただけで赤ランプになっちゃうし、留守番電話のメッセージの再生途中で『充電してください』のメッセージは出てくるし、途中で通話できなくなるしで、いよいよ最期の時が迫ってきているようだ。
目覚まし時計としてはなんとか使えるようなので、余生を目覚まし時計として細々と過ごさせるか、あくまで携帯電話としての一生を全うさせるか、実は今真剣に悩んでいる・・・(←悩むヒマがあったら、とっとと新しいの買えよ)


■ iPod 5G

ごくたまにカタまってしまう。カタまってしまう箇所が普段あまり聴かない曲のところだったので今まで気がつかなかっただけで、ひょっとしたらかなり以前から症状は出てたのかも。
とりあえず『復元』してみたらその箇所でカタまってしまう症状は改善できたけど、HDに傷でも入ってるんだとしたらいずれまた同じ現象が出ちゃうかもしれないなー(;-∀-)

とはいえ、容量30GBのうち、まだ3GBくらいしか使用してないからとてもじゃないけど新しいのに買い換える気になれない。
修理に出すべきかもしれないけど、決定的に動かないなら修理に出す気にもなるけど、ほとんどのところではちゃんと動作してるからなんとなく気が進まない。保証期間も過ぎちゃったしなー。
・・・まさかコレってアップルタイマー、ってことはないよね。


■ ロシェ

ボケーっと歩いていたら、とあるブティックのショウウィンドウにおもいっきり激突した。
掃除の行き届いているお店なのか、とても透明度の高いウィンドウだったので、てっきり通り抜けられるものと思ってツカツカ歩いていったもんだから、なかなかイイ感じでぶつかっちまいましたよ。

ぶつけたおでこも痛かったけど、ぶつかった反動で首をちょっとヤってしまったみたいで、実はまだ痛い。痛いのもさることながら、それ以上に恥ずかしさが勝る。
ぶつかった時に結構いい音がしたものだから、お店の人がビックリして慌てて様子を見にきてくれて、「大丈夫ですかっ?」なんて声までかけてくれた。心配してくれてありがとう。
でも、その優しさが私にはまるで刃のようだわ。申し訳ないやら、恥ずかしいやらで、もう気まずさ乱れ撃ち。
笑いをかみ殺されてたほうがまだ気分的に楽だったかもしれない。

それにしても、傍目にはコントの一場面のようなこんなおマヌケなことやらかすだなんて、まだ正月ボケが治っておらんのか。


ところで、今日の構成はちょっとオムニバスっぽくってイイ感じー♪・・・なんて思っているのはおそらく本人だけだ、とキレイにオチがつきましたね♪(・・・ドコが?)

かゆ うま

  • 2007/01/07(日) 23:11:51

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みなさま。新年明けましておめでとうございます。
新しい年を無事迎えられましたこと、心よりお喜び申し上げます・・・
って、年明けから一週間も経った今頃になって何言ってんだか。

で、気がついたらいつのまにか1月の7日ということになってしまっていたわけで、今日は人日の節句というか七草の節句というか、早い話が七草がゆを食べる日だというのをコロッと忘れるところだった。もっとも、実際忘れていたわけだから今日の朝ごはんには間に合わなかったんだけど、まぁ夜になるまでに食べれば別に問題ないでしょ、ということでお昼ごはんに頂くことにした。

あ、ひょっとしたらタイトルを見て「バイオハザードのネタ?」なんて思っちゃった方がいらっしゃるといけないのであらかじめお断りしておくんだけど、今日の日記にはおそらく「バイオハザード』のバの字も出てこないと思いますのであしからず。
って言うか、バイオの『飼育員の日記』に書かれてるのは「かゆ うま」じゃなくて「かゆい うま」なんだから間違えないでしょー・・・ってことはないか。

―なんの話だったっけ? あー、七草がゆだった。

んで、近所のスーパーで「七草セット」なんてのを買ってきたのはいいんだけど、ぶっちゃけどれがどれやらサッパリ分からない。
春の七草が「せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ」の七種類だということは知ってたけど、ぱっと見て分かるのなんて「すずな(=かぶ)」「すずしろ(=大根)」とあとは「なずな(=ペンペン草)」くらい。実際にちゃんと七種類の草が入ってたのかどうかも定かじゃないんだけど、まっ細かいコトは気にしない。

そもそも、『七草がゆ』とはいいながら、必ずしも七草を揃えなければいけないというものでもないみたい。手に入れやすいものを2〜3種類も用意しとけば十分ならしい。大事なのは七草がゆの形式に正しく則ってるかどうかということよりも、その年の無病息災を祈るキモチのほうだ、という考え方なんでしょうかね。

で、この「七草セット」、おそらく4人家族で使用することを想定しているみたいで一人分の七草がゆの分量としてはどう考えても多すぎ。春の七草は基本的に越冬する草なので栄養価は高いからこの際タップリ食べちゃいたいところなんだけど、おかゆに入れるとなると、緑が勝ちすぎちゃってどうも見た目がいまいち・・・というか、鳥のエサみたいな見た目になっちゃうんだよね。七草がゆに使いきれなかった分はお味噌汁の具にしたり、おひたしにしたりして別の用途で使ったほうがよさげ。

で、茎一本から二本ずつくらいまんべんなく取り出して刻むわけだけど、昔は『七草囃子』というのを唄いながら七草を刻んでいたらしい。
七草囃子というのは、たとえばこんな感じ。

♪七草なずな 七日の晩に
♪唐土の鳥が 日本の土地に
♪渡らぬ先に トントンバタリ トンバタリ♪

詞の内容は土地ごとにさまざまなバリエーションがあるみたいなんだけど、包丁とまな板を軽快に鳴らしながら唄うというのは共通してるようだ。場合によってはしゃもじやらおたまやらも加わるみたいで、こうなってくるとさすがに一人では無理だから別にリズムセクション用の人に参加してもらうということになるんだろう。
なんだか楽しそうだ。

この七草囃子を唄うということと『音を鳴らす』という行為がある意味キモで、これによって実は疫病を運んでくる凶鳥を追っ払うんだそうだ。
七草囃子の中に出てくる「唐土の鳥」というのが、実は中国大陸から渡ってくる凶鳥のことで、コイツが1月7日の夜に色々な疫病をもたらそうと日本にやってくるんだとか。で、コイツを追い払うために1月6日の夜は七草囃子を唄いながら七草を刻んだり、おたまやらしゃもじやらすりこぎやらの台所道具をにぎやかに打ち鳴らしたりしたんだそうだ。でもって1月7日の朝にこうやって刻んだ七草をおかゆにして頂くことで、一年分の邪気を払いと無病息災を祈念したんだという。

とりあえず何でもマネしたがるのが私のサガ、せっかくなので七草囃子を唄いながら刻んでみた。結構楽しい♪ 
もっとも、あまり包丁さばきは上手いほうではないので終始リズミカルに、というわけにはいかなかったけど、音が鳴りゃあいいってことで。

あとはこの刻んだ七草をごはんがほどよく粥状になったところに加えれば万事おっけー。
七草ってあらかじめ下茹でするところが多いみたいだし、本当なら下茹でしておくべきだったのかもしれないけど、あえてナマのまま投入してみた。
ちょっと心配だったけどそんなに青クサくもなく、結構美味しく頂けちゃった。
まー、途中でおかゆが盛大に吹きこぼれてしまったので、掃除がちょっと大変だったってのはあるけど・・・

ついでなので「唐土の鳥」ってのは一体なんなのか、ちょっとググってみた。一説によれば「鬼鳥」とかいうものらしい・・・といわれてもその鬼鳥ってなんなのよ???ってな状態だったのでさらに調べてみると、Wikipediaには「産女(うぶめ)」の別名とある。
産女、または姑獲鳥(うぶめどり)と言えば、妊娠中に亡くなった女性が変化したものといわれるアレのこと?
京極夏彦の小説のタイトルにも使われてたよねたしか。 
姑獲鳥を「コカクチョウ」と音読みしたヤツなら『女神転生』にも出てたぞ。

なんか意外に有名どころが出てきちゃったのでちょっとビックリ。こんなメジャーな妖怪さんなんだったら何も七草囃子で追っ払うことなかった。
むしろウェルカム!って感じなんだけど。

てなことを今になって言ってみたところで後の祭りなワケで。
一年の厄払いと無病息災のお祈りをつつがなく済ませることができたというのに気分はちょっと複雑だったりして(;-∀-)

何はともあれ、本年もどうぞよろしくお願いいたします<(__)>