- | HOME |
忘れてしまいたいことが・・・【雑記】
- 2008/05/06(火) 20:39:00
ふと、昔を思い出すことがある。
それらは楽しかった思い出だったり、
懐かしい人の記憶だったりすることもあるけれど、
時にそれは「二度と思い出すまい」と、
記憶の彼方に封印してしまったような記憶だったりする。
そうした記憶は、普段は意識の奥底に封じ込められていて
めったに意識にのぼることはないのだけど、
時になんの脈絡もなくゆらゆらと浮かび上がってきては、私を苛む。
―これも、そんな記憶のひとつだ。
話は数年前にさかのぼる。
いつもより遅い帰宅の途上だった。
当時は今ほど遅くまで残業をするということもはなかったので、
おそらくどこかで呑んだ帰りだったのだろう。
駅に着き、ホームへと続く階段を少し急ぎ足でのぼる。
時間が遅いせいか、数段前を歩いている
サラリーマン風の二人連れ以外は、他に人影もない。
その日の私は、くるぶし近くまで裾のある
かなり丈の長いスカートを着用していた。
普段スカートなんてほとんどはかない私だが、
このときばかりはどういう風の吹き回しだったのか。
呑み会だからといって特別なおめかしをするような
しおらしいタマではないので、おそらく、
他のアイテムがすべて洗濯中だったかなにかで、
コレしか着ていけるものがなかったといったところだろう。
その丈の長さのため、階段とか登り坂のあるところなどは
すこぶる歩きにくかった。
気をつけないと、うっかり裾を踏みつけてしまいそうになる。
というか、実際何度かうっかり裾を踏みつけて躓きそうになっていた。
どちらかというと、私は人より少し歩くのが速いところがあるのだが、
加えてそのときは、時間が遅かったということもあったせいか
心持ち早足で歩いていたため、
ほどなく前を歩くサラリーマン二人連れに追いついてしまった。
その勢いのまま彼らの前に出ようとさらに加速したとたん、
スカートの裾を踏みつけ、思い切り前方によろめいてしまった。
そして、その拍子に。
前を歩いていたサラリーマン二人連れのうち、
一方の人のおシリめがけて、
頭からまともに突っ込んでいってしまったのだ。
ことわっておくが、この男性のおシリが
思わず頭から突進してしまいたくなるほどに魅力的だった、
というワケではない(←言い切るな失礼なヤツめ)
百歩譲って、思わず突撃したくなるほど魅力的なおシリだったとしても、
見ず知らずの男性のおシリに向かって頭から突っ込んでいくほど
私も飢えてはいない。
・・・・・・飢えてはいなかったハズだ。
いきなりおシリに頭突きを食らったその人は、さぞかし驚いたことだろう。
おまけに、結構勢いもついていたから、それなりに痛かったとも思う。
それなのにその人は、
よろめいた拍子にその場にへたり込んでいる私を見て、
いきなりおシリに頭突きを食らった動揺も見せずに、
こちらの心配ばかりしてくれる。
気分が悪くなって倒れ掛かってきたものと誤解したのか、
さかんに「大丈夫ですか」と声をかけてくれたり、
手を貸して助け起こそうとしてくれたりするのだけど、
こちらはもう恥ずかしさで顔から火が出そうになっていたので、
お礼を言うどころか、まともにその人の顔を見られない。
とりあえず謝らないといけないのに、
その場にへたりこんだまま、下を向いて小声で
「スミマセン、スミマセン」
と言うのが精一杯だ。
お願いだ・・・
こんな私に優しくなんかしないでくれ・・・
って、横で必死に笑いをコラえてるんじゃない連れの人!
体の具合が悪いわけでも、どこも怪我したようすもないのを見て安心したのか、
ほどなくその二人連れは立ち去っていった。
おそらく帰りの電車の中で、先ほどの一連のできごとをネタにして
ひとしきり盛り上がるのかもしれない、と思うと、
追いかけていって、先ほどの一連のできごとに関する彼らの記憶部分を
レーザー照射で消し去ってやりたい衝動にかられたが、
そのときの私には、さすがにそこまでの行動を起こす気力はなかった。
(つーか、ホントにやったら通報モンだろ)
今にして思えば、あの時頭から突っ込んでいったというのが、
まだしも不幸中の幸いだったといえるだろう。
あれが顔から突っ込んでいった日には目もあてられない。
殿方のおシリに顔面から突進!
だなんてことになったら、さすがの私も恥ずかしさのあまり、
その場で自害して果てていたことだろう。
それにしても、何の脈絡もなく何故に突然
こんな話を思い出してしまったのか。
「道化となって笑いをとり、人々の心を癒せ」という、
大いなる意志の思し召しとでもいうのか。
というわけで、この日記をお読みになったそこのアナタ。
お気のすむまで笑うがいいわ(←・・・・・・『さそり座の女』?)
- 雑記
- | trackback(0)
- | comment(2)
この記事に対するトラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事にコメントする
- | HOME |







この記事に対するコメント
お久しぶりです
訪問からです、来てくれて嬉しかったです。
お元気そうで何より、来たとたんにブログで大笑い。
でも、この逆ってありそう。男性が前から来る女性の胸(この場合はボリュームのある方)に突進・・・これは激怒されそうだけど。
ロシェさんも前からよろければよかったね。私は雪の日、溶けかけた雪があるアーケードで自転車に乗ったままこけました。会社勤めだったのでタイトスカートですよ・・・独りでぶつぶつ言わないと様にならないです。やってることが不細工だから、不器用だから恥さらしながら生きています。
To すずめさん
ご無沙汰してます! 早速のご訪問ありがとうございました。
私がサボってた間も、すずめさんは精力的にブログを続けてらしたんですね。
見習わなければ。
たしかに、この逆の状況ってちょっとシャレにならないかもしれませんね。
下手したら通報されかねなかったりして。
前からよろけて相手の胸に飛び込めば、そこから新たな恋の始まり―
なんて展開もあったんだろうか???
雪溶け道の自転車運転ってけっこう怖いですよね。
ケガとか大丈夫でしたか?
タイトスカートだと受身も取りづらくて大変だったんじゃ・・・
何はともあれ、おたがい「不慮の事故」には十分気をつけましょうね(^∀^;)